4月21日(金)~4月23日(日)にわたり開催されたジャパンサミット2023。
日本からお越しいただいた旅行業界関係者の皆さまには、ハワイ州が推進するリジェネラティブ・ツーリズム(再生型観光)の新しい旅の形として、マラマハワイ体験FAMツアーにもご参加いただきました。
ハワイ州観光局では、「マラマハワイ~地球にやさしい旅を~」スローガンに掲げています。マラマとは、ハワイ語で思いやりの心。美しいハワイをつないでいくために、ハワイを訪れていただく皆さまにもハワイの文化や歴史に触れ、より深い体験をしていただきたいと啓発活動を行っています。賛同いただいた旅行会社から、マラマハワイの専用パッケージツアーなども誕生しました。
改めてマラマハワイを実体験いただき今後のツアー造成などにお役立ていただくプログラムとして、今回2日間にわたりプログラムを組み込みました。
【ジャパンサミット2023】開催実施レポート② 4月22日・23日マラマハワイ体験FAMツアー編
2023.04.28新しいオアフ島の魅力を深堀り、Ka Makana Ali‘i & The Line Up at Wai Kai 視察
マラマハワイ体験FAMツアーの1日目は、西オアフ島方面へ向けて出発。
まずは、ハワイでも急成長している地区カポレイに位置し、ローカルにも人気のあるオープンエアの大型ショッピングセンターKa Makana Ali‘i(カ・マカナ・アリイ)へ。環境に配慮したMade in Hawaiiのグッズを取り扱うお店やその他ショップ、レストランが集まった、家族連れやグループでの利用にもおすすめな施設を実際に視察しました。ローカルの人々に親しまれており、毎週水曜日、日曜日にはファーマーズマーケットも開催されており、地産地消の商品ラインナップが人気を博しています。また毎月第2水曜日には無料のウクレレ・レッスンが開催されるなど、文化・歴史の継承にも積極的に取り組んでいます。(参考:https://www.kamakanaalii.com/event/Ka-Makana-Alii-Farmers-Market/2145493750/)
そして、この春エヴァ・ビーチにオープンしたばかりの新しい複合施設、The Line Up at Wai Kaiへ。
ハワイ初となるスタンディングウェーブプールに加え、アウトリガーカヌーをはじめとしたウォーターアクティビティ、シグネチャーダイニング、イベントなど、様々な体験を楽しめます。The Line Up at Wai Kaiは、 サスティナビリティへの取り組みも実施しており、使い捨てのプラスチック製品を一切使用しない運営方針や、アクティビティ予約1件につき1ドルが同プログラムに寄付されることで、サンゴ礁の保全や教育プログラムを支援するプログラムもあります。今後、カルチャー体験などのコンテンツも増やす予定とのことです。そんなマラマハワイな取り組みを紹介しながら、ユニークべニューとしてのグループ利用もおすすめな施設の魅力を実体験いただきました。
視察の中で、皆さんに参加をいただいたラグーンアクティビティは濡れずに体験できる種目もあり、常にラグーンのスタッフがフォローしてくれるため安心して楽しめる環境です。きれいなロッカーやシャワールームも完備されています。
到着日観光で立ち寄りしチェックインまでの時間を有効活用させるなど、参加者の皆様それぞれ実際に体験された感想を基にどのように施設を活用できるか意見交換をされていました。
Earth Day(地球の日)にちなみ、ビーチクリーン活動を実体験
マラマハワイ体験FAMツアーの2日目は、ハワイのNPO団体であるサスティナブル・コーストラインズ・ハワイが開催するEarth Day Cleanup Festival に参加、ワイマナロビーチのビーチクリーンを実体験しました。
約2,000名の集客を目標に、Earth Day(地球の日)にちなんで開催されたイベントには、ジャパンサミット参加者の他、数多くのローカルのボランティアらが集結。当日は目標の2,000名を超える参加者が集まりました。今回は砂浜のマイクロプラスチックを除去するという活動です。写真にあるような大掛かりなオリジナルの砂をふるう機械を使用していたローカルの方もおり、その中にまじって皆様も一緒に汗をかきながらビーチクリーンに参加していただきました。
大切なハワイを守っていくために、参加者全員が協力して取り組むビーチクリーン以外にも、環境保全について学べるワークショップや、子供たちに向けた教育教室などが開催されました。大盛況のイベントの中、参加いただいた皆さまからは、「実際に自分が体験することで、ボランツーリズムの大切さを体感できた。」、「ハワイのためにできることを日本からのお客様にも知っていただくために、今後の商品開発にいかしたい」などどいったポジティブな感想がよせられました。
また、今回ワイマナロビーチへの移動には環境に配慮し電気バスを利用しました。ANA様・JTB様、ご協力いただきありがとうございました。
ハワイに滞在する際にはこのような電気バスの利用もサステナブルの一環としてお客様にご案内していただくのもマラマハワイの一環としてお勧めします。各社の電気バスの詳細については以下WebSiteをご覧ください。
◆ ANAオリジナル電気トロリーバス
https://www.ana.co.jp/ja/jp/amc/promo/hawaii_for_amc/trolley/
◆ JTB HiBus
https://www.oliolihawaii.com/bus