ハワイには、古代から受け継がれた自然が存在し、これらの自然が、何十年後も、何百年後も変わらぬよう、ハワイ州観光局は、マラマハワイ (Mālama Hawaiʻi)を提唱し、ハワイに宿るすべての自然や文化に対して「マラマ=思いやりの心」を持って守り続け、後世に伝えていきたいと考えています。
美しい海に囲まれたハワイでは、目の前に広がる海や山に心が奪われそうになりますが、この景色は決して「当たり前」ではありません。海をきれいにし、海洋生物には欠かせない存在のサンゴ礁は白化が進み、私たちの生活に欠かせないプラスチック製品が増えることで、流れ着くプラスチックゴミが海洋生物や鳥などの生き物に影響を与えています。また、キレイな空気を作り出す植物は、森林伐採や外から持ち込まれた細菌により絶えようとしています。
そこで、ハワイ州観光局は、この古代から受け継がれた自然を次世代まで守り続けるために、「自然保全」「文化継承」「コミュニティリレーション」「ブランドマーケティング」の4つを主軸として活動を行っております。