【ジャパンサミット2022】開催実施報告レポート③ 6月8日編|ハワイ州観光局公式日本語サイト

【ジャパンサミット2022】開催実施報告レポート③ 6月8日編

活動レポート

目次

6月6日(月)~6月8日(水)にわたり開催されたジャパンサミット2022。サミット最終日は、マラマハワイ体験のFAMツアー、そしてビショップ ミュージアムの視察&NPOトレードショーを旅行業界関係者の参加者向けに行いました。
ハワイ州観光局では、「マラマハワイ~地球にやさしい旅を~」スローガンに掲げています。旅行会社、航空会社、そしてハワイの観光関連パートナーなど、各社にマラマハワイの啓蒙にご協力いただいている中、改めてマラマハワイを実体験いただき今後のツアー造成などにお役立ていただくプログラムとしてご用意しました。

Papahana Kuaola (パパハナ・クアオラ)について

パパハナ・クアオラは2006年に設立されたNPO団体です。Heʻeia(ヘエイア)と呼ばれるahupuaʻa(アフプアア)のワイパオに位置しています。
アフプアア(ahupuaʻa) とは、ハワイアンの人々が共同生活を営んでいた一つの地域や土地区画を指すハワイ語です。その昔、山から滝となって流れ落ちる清水を集めた小川は、土地を潤し作物を実らせ、川から水を引いた水田ではタロ芋を作り、その周辺には果実が実り、人々の生活を潤していました。

パパハナ・クアオラは、ハワイアンの文化とエコシスステムを継承していくために、そしてこの土地を未来へと繋いでいく教育機関として、プログラムを提供し活動しています。毎月第3・4土曜日の午前9時から午後12時まで、ボランティアプログラムも実施しているほか、学生向けの教育プログラムもあります。

https://papahanakuaola.org/

小川の外来種(雑草)除去作業とロイ(タロイモ畑)の復元作業

2006年にパパハナ・クアオラが活動をはじめた時、ワイパウはかつてのアフプアアの環境は傷つけられてしまっていました。
外来種を除去することで、ハワイ固有種が育っていた原生林の環境を復元し、小川の聖水はこの土地から他のコミュニティへと流れていきます。そして、ロイ(タロイモ畑)では、ハワイアンの主食でもあるカロ(タロイモ)を育て、農家やコミュニティに提供することで、ハワイアンの文化とエコシスステムを継承し、未来へと繋いでいく活動を行っています。
今回のマラマハワイ体験では、グループに分かれて小川の外来種(雑草)除去作業とロイ(タロイモ畑)の復元作業を交代で体験いただきました。

小川の外来種(雑草)除去作業

ロイ(タロイモ畑)の復元作業

Waipao

マラマハワイ~ハワイの持続可能な農業を目指して~

マラマハワイ~地球にやさしい旅を~

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