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クルーアップデート【レグ5:2023年7月25日】
ヘイルツク統合資源管理部門のディレクターであるケリー・ブラウンさんによる、ベラベラの素晴らしい資源やワヒ・パナ(特別な場所)を案内してくれるツアーに参加しました。

ヘイルツク統合資源管理部門のディレクターであるケリー・ブラウンさんによる、ベラベラの素晴らしい資源やワヒ・パナ(特別な場所)を案内してくれるツアーに参加しました。
7月25日
レグ5:12日目
ブリティッシュコロンビア・ベラベラ
今朝、ヘイルツク統合資源管理部門のディレクターであるケリー・ブラウンさんによる、ベラベラの素晴らしい資源やワヒ・パナ(特別な場所)を案内してくれるツアーに参加しました。
雨天候の中、ケリーさんはベラベラの自然と地元の驚異について私たちに紹介してくれました。彼は過去のこと、今もなお残っていること、そしてまもなく訪れるであろう未来のことについて共有してくれました。私たちは、この場所とこの人々の原初の資源と貴重な文化的慣行を再活性化し、維持するために行われているすべての取り組みを聞いて、喜びと希望に満たされました。
ケリーさんは、ヘイルツクの人々とカナダ政府の間に条約が存在しないことが強みだと教えてくれました。条約がないため、ヘイルツクの人々はベラベラで何が起こるか、起こらないかを決定する立場にあります。彼らは伝統的な慣行と現代の法律と規制の両方に精通しており、現代においても存在感のある力となっています。
このコミュニティが時間をかけて耐え抜いてきた損失(1951年のインディアン法改正による言語や文化的慣行の禁止、そして最近ではサケの個体数の減少による商業漁業の廃止などなど)にもかかわらず、W̓úyalitx̌v、Q̓vúqvay̓áitx̌v、W̓u̓íƛ̓itx̌v、Y̓ísdáitx̌v、X̌íx̌ísの5つの部族グループのメンバーで構成されるこのコミュニティは、先住民としてのアイデンティティと遺産の継続に対するコミットメントを堅持しています。
彼らが伝統的な世界と現代の世界を行き来し、共通の目標に向かって団結するためにリーダーシップやさまざまな取り組みを模範とできるその能力に、私は心から感銘を受けました。
ケリー・ブラウンさんのように知識豊富な方と時間を共有することは、感謝と驚きの念を抱かせてくれました。そして、これが美しいパートナーシップと関係の始まりであり、太平洋地域の自分たちのコミュニティと周りの人々を助けるために、多くのストーリーや経験を共有し続けることが重要だと思いました。
午後には、ヘイルツクのコミュニティの皆さんをホクレアに招待しました。ベラベラから多くのコミュニティメンバーがが訪れてくれました。その後、プア・カマカに別れを告げ、ハワイに帰る彼女を見送りました。皆、プアの帰宅を悲しく思いましたが、新たなクルー、ショーン・カナイアウプニとジョーダン・マンリーが加わり、レッグ5の残りの期間参加を歓迎しました。夜になってから、クルーはテスさんの杉葉織りのクラスに参加しました。テスさんは杉葉の割り方、ロープとローズの作り方、そして船長のモアニのためにヘッドバンドを織る方法を実演してくれました。
太平洋地域全体にわたってアロハのかたちを受け入れ、共有し、示してくれたことに、ヘイルツクの皆さんに心から感謝いたします。
ルーシー・リーベン・マロット