クルーアップデート【レグ5:2…
クルーアップデート【レグ5:2023年7月28日】
ハカイからポートハーディへの出発し、到着後は1995年にアラスカから贈られた丸太で作られたハワイロア(航海カヌー)のエスコートボート(護衛船)を提供してくださったアルフレッド・「ハッチ」・ハントさんを偲び、敬意を表しました。

ハカイからポートハーディへの出発し、到着後は1995年にアラスカから贈られた丸太で作られたハワイロア(航海カヌー)のエスコートボート(護衛船)を提供してくださったアルフレッド・「ハッチ」・ハントさんを偲び、敬意を表しました。
7月28日
レグ5:15日目
この日の朝は早くから始まりました。早朝5時、ハカイからポートハーディへの出発のためのクルーコールがありました。朝の静けさは、かつてこの地域に住んでいた人々の生活について考えさせられる機会となりました。ハカイから13マイル離れたトリケット島は、ハイルツク族の祖先がここで約1万4千年前に暮らしていたと考古学的な証拠が示されています。
その膨大な時間軸を思い巡らせる中で、過酷な環境と絶え間ない変化の中で生き抜いたこれらの人々の技術と適応力に驚きます。ハイルツク族は今でも家族ごとに割り当てられているトラップエリアを通じて地域と強い繋がりを持っています。彼らの祖先の知識と叡智は、真の富と豊かさを私に思い起こさせてくれます。
ハカイから進む狭い水路を通り抜け、開けた海へと進むと、穏やかな北西のうねりがホクレアを前に進めてくれました。このレグでの私のクレアナ(任務)は写真と動画を使って航海を記録していくことです。カヌー上での貴重な瞬間を捉え、世界中に広がる「オハナ(家族、仲間)」と共有できることに大きな喜びを感じています。ホクレアが太平洋中で人々を結びつける様子を目撃することは本当に感銘を受けるものです。メディアの処理作業の中で、私は「いま」を感じ、この壮大な航海のエッセンスを捉えられるように努めています。
午後5時ごろ、ポートハーディに到着し、私たちは故人であり、1995年にアラスカから贈られた丸太で作られたハワイロア(航海カヌー)のエスコートボート(護衛船)を提供してくださったアルフレッド・「ハッチ」・ハントさんを偲び、敬意を表しました。彼の所作は、ハワイとブリティッシュコロンビアの先住民たちの間のつながりを持続的なものとして象徴されていると思います。
愛を込めて
カナコ・ウチノ・デュマラン







