【ツーリズムExpoジャパン・ハワイ州観光局パビリオンのご報告】

2019.11.15

ハワイ州観光局は、10月24日~27日に大阪のインテックス大阪にて開催されたツーリズムExpoジャパンに出展し、期間中多数の皆さまにお越しいただきました。
ご来場いただきました皆様ありがとうございました。

ハワイ州では、経済、社会、環境の側面から持続可能な社会となるべく目標を掲げ、2030年までにAloha+Challengeとして6つのセグメントで目標達成に向けた取り組みを行なっております。ハワイ州が取り組む目標に対する達成状況は、下記サイトからご覧いただけます。

ハワイ州のAloha+Challengeの取り組みを受けて、ツーリズムExpoジャパンのハワイ州観光局のパビリオンでも、「責任ある観光」をパビリオンのコンセプトとさせていただきました。ハワイ州観光局では、ハワイの文化継承、ハワイの固有種をはじめ海洋生物などの自然保護活動など、責任ある観光の実現に向けたさまざまな活動を行っております。

鴨川で清掃したごみで、ウミガメを制作

パビリオンでは、立命館宇治高校の生徒の皆さまが、鴨川で清掃されたゴミを使って、ハワイで絶滅危惧種とされるカメを制作いただき、そのカメ2体を展示しました。
展示したカメにも、観察推奨距離の3メートルを床にも表示させていただきました。

カメ: 最低3メートル以上の距離
ハワイアンモンクシール:最低15メートル以上の距離
イルカ:最低45メートル以上の距離
クジラ:最低90メートル以上の距離

鴨川で清掃したゴミから絶滅危惧種のカメを制作

鴨川で清掃されて制作いただいたカメは、生活ごみなどで作られたカメと、ペットボトル、空き缶から作られたカメです。

制作いただいた生徒のみなさまのコメント

Iさんからのコメント
ハワイに行って、そのあと自分の地域のゴミを見て僕は本当の原因は川から流出しているものが分解されて海に流されてカミロポイントのような場所に最終的に集まっていることがわかりました。なので僕はこの清掃活動をクラスの少人数の人、留学生、先生方とできて少しだけでも影響力のある人になって環境の役に立っている気がしました。
カメ作りでは大型のゴミが多すぎてこの亀にどうやって入れようかと思うことが何度もありましたが、重くなったりしてもできるだけの多くのゴミをカメに入れて見てほしいと思ったので、鴨川で拾ったもののほとんどは入れました。これをツーリズムExpoジャパンに来場される皆様にご覧いただき、実際に日本の川の状況を知ってもらえれば、またたくさんの人に発信できると思いますのでこのプロジェクトはとてもこれからの未来に意味があると思いました。

Kさんからのコメント
最初川を見た時は結構綺麗に見えたのでが、実際に掃除を始めると、大きめのゴミが大量に出てきて驚きました。今回ゴミでウミガメを作って、少しでもゴミはゴミ箱にという意識を持ってくれる人が増えて欲しいと思います。

Sさんからのコメント
僕は、今回鴨川の清掃に参加して、川の中に入って実際に掃除した人にしかわからない現状がありました。見た感じは、あまり汚いようには感じないのですが、想像以上にゴミが落ちていて、中には明らかに捨てたものも含まれていました。ペットボトルやコンビニの袋、パイプ椅子や水道管の一部、さらには絨毯も捨てられていて、半日掃除しただけでも軽トラック1台分のゴミが集まりました。今回だけでこれだけ集まったということは日本全国で見ると今回の何千倍ものゴミが川にあると思います。最初は小規模で活動していき、どんどん大きくして日本全体に広がれば、川からのゴミが減り、海洋汚染も少しは改善されるのではないかと思います。

なので今回の活動を継続的にやっていきたいと思います。僕はウミガメを作る時に、僕たちが作った作品を見てもらい現状を知ってもらうことで、ゴミのポイ捨てや不法投棄などを減らそうと思うきっかけになってほしいという思いを込めて作りました。このプロジェクトに参加できて本当によかったなと思います。自分自身でもできるだけプラスチックを使わないように心掛けたいと思います。

Hawaii Marine Animal Responseへ寄付

ツーリズムExpoジャパンのハワイ州観光局のパビリオンでは、海洋生物の保護のために、寄付金を募りました。

そして、ウミガメ、ハワイアンモンクシール、イルカ、クジラなどの海洋動物の保護活動をハワイでおこなっているNPO機関「Hawaii Marine Animal Response」に、
この度皆さまから寄付いただきました534.59ドルを、寄付させていただきました。
ご協力いただきました皆様、ありがとうございました。

MX4D(R)ではハワイ島などでのアクティビティをバーチャル体験

MX4D®では、ハワイ島、マウイ島の空、海、陸で体験できるヘリコプター、シュノーケリング、ジップライン、乗馬などのアクティビティを疑似体験できるアトラクションで、約2,000名の皆さまに体験いただきました。

Share the Aloha - 海洋生態系の保全について 動画を見る

マウナケア アクセス道路の閉鎖について
マウナケア アクセス道路の閉鎖について
2019.12.28
コラムの一覧
【ハワイ渡航前にチェック】サンゴ礁にやさしい日焼け止めを使おう
【ハワイ渡航前にチェック】サンゴ礁に…
2019.10.21

最新の「ハワイ州観光局ニュース」