ハワイ時間8月8日(火)にマウイ島で発生した山火事は、歴史的なラハイナの町をはじめとするマウイ島西部に壊滅的な被害をもたらしました。
マウイ島西部での懸命な捜索・復旧作業が続く中、ハワイ州のジョッシュ・グリーン知事は16日の記者会見で、マウイ島西部への不要不急の渡航は、ハワイ時間8月31日(木)までは引き続き控えるようにとした上で、ハワイ諸島の他の地域への旅行は安全であると述べ、マウイ島とハワイ州の経済的安定のためにマウイ島西部以外への旅行の重要性を強調しました。
ハワイ諸島への旅行を計画する際には、マウイ島の他の地域(カフルイ、ワイルク、キヘイ、ワイレア、マケナ、パイア、ハナを含む)、または、カウアイ島、オアフ島、ラナイ島、モロカイ島、ハワイ島などを訪れることをご検討ください。
山火事の被害が明らかになるにつれ、被災者の方々を心配する声、地域の一日も早い復旧、復興を願う多くの声が寄せられています。ハワイ州観光局では、マウイ島西部の被災地と人々を支援するための「マウイ島西部 山火事救援金」受付サイトを開設。8月17日(木)より日本円で救援金受付を開始し、多くの支援が寄せられています。救援金は、ハワイ州やマウイ郡が推奨するハワイコミュニティ財団が設立した「マウイストロング基金」に全額送金されます。
マウイストロング基金は、山火事で壊滅的な被害を受けたマウイ島西部の救済と復興活動に重点を置き、避難所、食料支援、経済的支援などコミュニティがその時に必要とする支援を迅速に行う非営利団体に対し、活動資金を分配する役割を担っています。ハワイコミュニティ財団は、寄せられた救援金の手数料を徴収せず、全額を地域社会のために使用します。
このサイトでは、マウイ島西部の状況のアップデートと、支援に関する最新の情報をお伝えしています。