キラウエア火山ハレマウマウ火口での噴火について

2024.12.24

2024年12月24日(火)16:00 時更新

米国地質調査所(USGS)ハワイ火山観測所によると、ハワイ島のキラウエア火山で12月23日午前、新たな噴火が発生しました。

噴火は現在、火口周辺にとどまっており、公共の安全に対する差し迫った脅威はありません。そのため、現時点でハワイ旅行の予定を変更する必要はありません。

火山の噴火や火口エリアは、多くの地元住民(カマアイナ)にとって文化的・精神的に重要な場所です。そのため、ハワイ州観光局では火山を訪れる際にはその意義を尊重した行動をお願いしています。

ハワイ火山国立公園を訪れる際は、指定されたトレイルを歩き、運転する場合はゆっくり安全運転を心がけてください。噴火が発生すると多くの訪問者が訪れるため、駐車場の混雑や待ち時間が長くなることが予想されています。混雑の少ない場所から噴火を観察することをご検討ください。また、固有種である州鳥ネネ(ハワイガン)を守るために、ネネを見つけたら車4台分以上の距離を保ち、野生動物への餌やりを控えていただくなど、固有生物の保護にご協力ください。

火口からの火山性ガスは、心臓や呼吸器系の疾患をお持ちの方、乳幼児、小さなお子様、妊婦に影響を与える可能性があります。訪問前に、公園の空気情報サイトを確認することをお勧めします。

ハワイ火山国立公園から噴火の最新情報や、キラウエアの訪問・観察に関する情報はこちらをご参照ください。(英語サイト)

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