2020年2月21日よりアクセスが可能に!
ハワイ火山国立公園にある500年の時を刻んだ溶岩、ナーフク(サーストン溶岩洞)
溶岩が少しずつ流れて堅い壁や天井を作り、 溶岩流がおさまり最後まで落ち切ると、このような洞窟が形作られます。 小さいものは高さ60~120㎝、長さ1mぐらい。大きなものでは、天井が高く深さが何㎞も続く場合もあります。 サーストン溶岩洞は、巨大な溶岩洞のすばらしい例です。
底は平らで、天井の真ん中は立っても頭がつかないくらいの高さがあり、中は照明で明るくなっているので、溶岩洞の地質がよくわかります。 固まった溶岩流のしずくや流れが、岩を溶かす熱の威力を物語っています。 懐中電灯を持って行って、岩を覆う鉱物の美しい形や色をよく観察してみましょう。 照明がついているのは一部の短いエリアだけ。トレイルに戻る階段を上がった先は、足元がでこぼこした暗闇です。足に自信があって、強力な懐中電灯を持っている場合以外、その先には行かないほうがいいでしょう。 45m続くこのエリアは、冒険するために来たなら最高のスポット。懐中電灯を消すとさらに強烈です。 洞窟を抜けると熱帯雨林が広がっています。
溶岩洞はいくつかありますが、一番行きやすいのがナーフクです。 ハワイ火山国立公園ビジターセンターでは、パークレンジャーによるプア・ポオ溶岩洞のガイドツアーを行っています。なるべくお早めに、直接またはお電話でご予約ください。 サーストン溶岩洞や他の溶岩洞では、ハワイ・フォレスト&トレイル、キラウエア・キャバーンズ・オブ・ファイア、ネイティブ・ガイド・ハワイなど民間のガイドツアーも行われています。