この世界に暮らす みんなの幸せを 願う心を育む
世界に触れることで、この世界に住むみんなの幸せを願う心を育みます。
キャンプを開催しようと思ったいきさつ
私、上岡(うえおか)(ククイキャンプ代表)は子どもと働くことが大好きです。年長のときに「大きくなったら先生になる!」と決め、小学高学年生の頃には、近所の子を集めて児童館に連れて行ったり、公園で一緒に遊んだりしていました。
また、小さい頃から「どうして人間は戦争をするんだろう?」ということにも大変興味があり、字が読めるようになると、図書室や図書館にあった戦争関係の本を片っ端から読むような子でした。そして子どもたちが大人同士の争いの犠牲になることに、子どもながらに心を痛めました。
教師になった一番の理由は、シンプルに子ども達と毎日を過ごしたかったからです。そしてもう一つの理由は、世界の平和に微力なりとも貢献したかったからです。大学一年生のときに読んだ本の中で、マハトマ・ガンジーが言っていました。「平和な世界をつくるためには、まず子ども達の教育から始めなくては」と。それを読んで、教師への道を進む気持ちはさらに深まりました。
旧ユーゴスラビアでの子ども達との交流
東ヨーロッパにあった旧ユーゴスラビア連邦が、崩壊することになったバルカン戦争終結後、大学生であった私は、2004年に戦争を経験した子ども達のために開かれたキャンプで、ボランティアをする機会に恵まれました。そのために一生懸命お金を貯めて、クロアチアに飛びました。
戦争で引き裂かれた様々な地域から子ども達が集まり、敵対していた地域から来た子ども達と交流し、「あぁ、あいつらも笑ったり悲しんだり、俺らと一緒なんやな」「あの子たちも親を亡くしたんか」と、互いの経験や心に抱えた痛みを学び、友だちになっていくのを目の当たりにしました。
そして、それはとても大切なことだと思いました。一度友だちになれば、大きくなったときに、「あの夏出会ったあの子たちの頭の上に爆弾を落としたくない」と少しでも思ってくれるだろうと思ったからです。
地元愛も世界を想うことも大事
私がこうしてキャンプを開催している一番の理由は、子ども達に、世界に、自分の住んでいる地域に、極めては「人」に興味を持ってもらいたいからです。そして様々な背景や文化を持った人々と出会ってほしいと思っています。そうすることで自分の内側の世界も広がりますし、世界にお友達ができます。
子どもたちだけでなく、この地球に生きている私たち一人一人が「地球人」と意識して生きていく必要性のある時代にあると思います。
子どもは私たち人類の宝であり、希望です。その子ども達が大きな視野で物事を見て、「どうやったら世界のみんなが幸せに暮らせるのか、そのために自分に何が出来るのか」と常に問い続けられる地球人になっていけますように。
それと同時に、世界だけに目を向けるのではなく、自身の毎日に存在する身近な人や住んでいる地域を大切にできる、そんな地元も愛する地球人になっていけますよう、そのお手伝いをすることが私の何よりもの願いであります。
どうして「ククイキャンプ」と名付けたか?
ククイは、古代ハワイアンの方々が、明かり、燃料、薬、染料、装飾品など、さまざまな用途に使っていたことから、ハワイ州の州木となりました。ククイの木のナッツがキャンドルとして使用されるため、ハワイ語で「ククイ」という言葉には、灯(ともしび)、光、ランプという意味があります。
元々はマレーシア、メラネシア、ポリネシアが原産で、1000年以上前にポリネシアから船で渡ってきた人々によって、ハワイに持ち込まれました。ククイは湿った環境でよく育つので、ハワイ諸島の雨がよく降る地域にたくさん見られます。
荒れる海原(うなばら)に光を放つ灯台のように、子ども達がどんなときでも、自分の内を照らすにあるククイ、すなわち灯(ともしび)を見つけられますように。そしてその「ククイ」を、世界とシェアできる人になってくれますように。また、出会う人々の内に「ククイ」を見つけられますように。そんな願いから、このキャンプをククイキャンプと名付けました。
どうやって子ども達に「ククイ」を見つけてもらうか?
以下の体験を通して:
- 様々なゲームやアクティビティを通して、心が通い合う瞬間を味わうことによって
- 苦手なことを乗り越える成功体験によって
- 毎朝の座禅によって
- 自分の「ククイ」を世界とシェアした人たち(偉人たち)について学び、ディスカッションをすることによって。彼らの「ククイ」は何であったか。向き合ったチャレンジとは、それらをどのように克服したか。
- 遠足先で色々な人に出会うことによって
- 対立の解決の仕方を学ぶことによって(様々なシナリオについて話し合う)
(このキャンプは何の宗教とも関係はありません。)
英語を学ぶ機会はある?
あります!
英語を学ぶというよりも、英語で学びます。
全てのアクティビティが英語で指導されます。もちろん安全に関わる内容の場合、日本語で説明させていただきますが、基本英語で行われます。
また、例えば日本から5名のお子さんが参加される場合、マウイからも5名の子ども達が参加します。その子ども達と一週間一緒に過ごします。
そうすることで生きた英語に触れ、教科書や黒板を前に学ぶのではなく、実際に使われている場面を前に肌で感じ取りながら学んでいただきます。
また遠足先では、現地の方と実際に話す機会がたくさんあります。
英語をただただ習得することに焦点をあてず、一番子ども達に体験してもらいたいことは、「どの言語を話していようと、心が通い合うこと」です。
相手を思いやりながら伝えようとすること、また相手が言わんとすることを分かろうとすることは、優しさの溢れた世界を築いていくことに繋がると信じています。そんな心が通い合う瞬間に溢れた毎日を過ごしてもらいたいという思いの元、指導させていただいております。
また、それらの瞬間は子ども達の中に「成功体験」として鮮やかに残るでしょう。それは自信を持つことにも繋がり、日本に帰られてからも、新しいことへの挑戦を促してくれるでしょうし、今まで以上に様々なことに興味を持ってくれることでしょう。
キャンプでは どんなことをするの?
毎日、屋内での時間と屋外での時間(遠足)があります。
保護者と子どもは、学校に着いたら別々の教室に行きます。
保護者は子どもの世話に気を取られず、自分のことに集中できる「大人だけの時間」をご堪能ください。別々の部屋で学ぶことで、子どもたちは主体的に学習に取り組むことができます。
また、子ども達はマウイの子ども達と一緒に一日を過ごします。
毎朝、ヨガ、もしくはフラのレッスンで始まります。(日替わりであります。)
初日はオープニング・セレモニーで始まります。子ども達と保護者の皆様は、キャンプのインストラクターとマウイの子ども達と対面します。
最終日のクロージンズ・セレモニーには、ホストファミリーも招待し、子ども達と保護者によって、一週間の間に学んだことを何かしらのでシェアしていただきます。
全てのレッスンは、その道のプロの先生に教えていただきます。
以下にキャンプのスケジュールがありますので、ご覧ください。ただし、天候やその他の理由により、アクティビティが行われる順番が(曜日が)変更せざるを得ないこともありますことを、ご了承ください。
キャンプの詳細
対象年齢:年長さんから小学6年生まで
開催日:7月4日(木)マウイ入り
7月5日(金)キャンプ初日
7月10日(水)キャンプ最終日
7月11日(木)マウイを出発
太平洋上にある国際日付変更線を跨ぐので、日本を出発されるのが7月4日(木)の場合、同日にマウイに着きます。
そして、日本に帰国される際は、7月11日(木)にマウイを出発されましたら、日本には7月12日(金)に着きます。
ハワイにいらっしゃる際は、同じ日付を2回過ごし、日本に帰られる際は、一日過ごさずに過ぎるような形となります。
早めにマウイ入りされることも、日程より長く滞在されることも可能ですが、その場合は各自で宿泊先を手配していただくこととなります点をご了承ください。
到着日には(早くマウイ入りをされる方を除き)、ククイキャンプ代表の上岡が空港でホストファミリーとお待ちしております。そしてホストファミリーを参加者の皆様にご紹介いたします。
帰国日には(滞在を延期される方を除き)、上岡が空港にてチェックインのお手伝いをいたします。皆様が無事にセキュリティー・ゲートをくぐられるまで、サポートさせていただきます。
最小催行人数 3家族
最大催行人数 7家族
7家族が登録され次第、受付を終了いたします。
2024年6月14日現在、あと2家族まで受付可能です。
参加費
(ハワイ州の税は4.712%です)
早割価格 日本時間で2024年5月31日の午後11:59まで
保護者1名 + お子さん1名 = $1,500 (税別)
$1,570.68 (税込み)
保護者1名 + お子さん2名 = $1,900 (税別)
$1,989.53 (税込み)
保護者2名 + お子さん1名 = $2,200 (税別)
$2,303.66 (税込み)
保護者2名 + お子さん2名 = $2,500 (税別)
$2,617.80 (税込み)
通常価格 日本時間で2024年6月1日の午前12:00以降
保護者1名 + お子さん1名 = $1,600 (税別)
$1,675.39 (税込み)
保護者1名 + お子さん2名 = $2,000 (税別)
$2,094.24 (税込み)
保護者2名 + お子さん1名 = $2,300 (税別)
$2,408.38 (税込み)
保護者2名 + お子さん2名 = $2,600 (税別)
$2,722.51 (税込み)
飛行機代、ホームステイ代、ランチなどは含まれておらず、それらは各自で用意をしていただく必要がございます。
何が含まれていないかのより明確な説明は、以下のキャンプ約款をご覧ください。
ホストファミリーの費用は、下記をご参照ください。
ホームステイ
一つのホストファミリーにつき、手配手数料 $225(税別)
$235.60(税込み)(税率4.712%)
一泊あたり(毎日の学校への送迎と、朝食、夕食込み)(税率0.5%)
保護者1名 + お子さん1名 = $105 (税別)
$105.53 (税込み)
7泊 x $105.53 = $703.50
保護者1名 + お子さん2名 = $130 (税別)
$130.65 (税込み)
7泊 x $130.65 = $914.55
ホームステイの魅力その1
金銭的に一番お手頃です。
参考までに、以下が他のオプションの値段です。マウイはリゾート地であること、また島で土地が限られていることから、家賃はとてもとても高いです。ホテル代もどうしても高くなってしまいます。
例:あるビジネスホテル 一泊$319(食事無し)
例:あるコンドミニアム 一泊$387(食事無し)
また、上記のオプションは全て学校への送迎無しですので、これらのオプションを選ばれる際は、学校まではタクシーやご自分でレンタルカーを借りて来ていただく必要があります。タクシーも毎日利用される場合、結構な出費になってしまいます。またレンタルカーを借りられた場合、レンタル料もかなりする上に、ほぼ一日駐車されたままになるので、もったいない出費になってしまうかと思います。
ホームステイの魅力その2
ホストファミリーと英語での生活を送ることで、英語力が飛躍的に伸びます。もちろん何か困ったことがあれば、コーディネーターが間に入って橋渡しいたしますので、お気軽にご相談ください。
ホームステイの魅力その3
ホストファミリーと深く関わり合い、思い出を作ることができます。「留学して一番の思い出はホストファミリーだ」と、よく留学生が言っています。 言葉の壁を一緒に乗り越え、お互いを理解していく過程はとても特別な経験となります。
ホストファミリーが、朝食と夕食は用意してくださいます。(もちろん何かしらのアレルギーがある場合、また食事制限がある場合など、前もって申込書に明記していただければ、それらをしっかりとホストファミリーに伝えます。)
尚、昼食はホームステイの費用には含まれておりませんので、各自でご用意をお願いいたします。
ホストファミリーに頼めば、スーパーに連れて行ってくれますので、そこでお昼ご飯に必要な素材を買って自分でお弁当を作る、もしくは毎朝学校に着く前にどこかに寄ってもらい、出来合いのものを買って持って来るなどの手段があります。
払い戻しポリシー
払い戻しポリシー:
キャンプにかかる費用の大部分は、キャンプが始まるかなり前に支払わなくてはいけないため、払い戻しできる額は、事前にお知らせいただける期間によって異なります。
キャンセルをご希望される際は、info@akaritranslations.comまでメールでキャンセルの旨をお知らせください。
キャンプ第一日目(2024年7月5日)の50日以上前(2024年5月16日まで)にキャンセルをされる場合は、60%の費用が払い戻しされます。
キャンプ第一日目(2024年7月5日)の31日から49日前(2024年5月17日以降2024年6月3日まで)にキャンセルをされる場合は、30%の費用が払い戻しされます。
キャンプ第一日目(2024年7月5日)の30日前以内(2024年6月4日以降)にキャンセルされる場合は、払い戻しはできません。
以上をご了承の上、お申し込み願います。
お支払い方法
クレジットカードで一括払い(日本のクレジットカードで構いません。ただし、3.02%のクレジットカード支払い料金が上乗せされることをご了承ください。支払いのできるリンクをお送りいたします。)
上岡の日本のゆうちょ銀行口座に振り込む(ただし、そこから上岡がアメリカの銀行に支払っていただいた額を移動させなくてはいけないので、その際1,200円の手数料が上乗せされることをご了承ください。尚、実際の振り込み額は、振り込んでいただく日のドルと円のレートで換算していただいた金額で構いません。円安が少しでも緩和された日にされたらお得かと。)
Wise.comで支払う(もし既にWise.comのアカウントをお持ちの方であれば、上岡のWiseアカウントに送金ください。https://wise.com/share/akari)
小切手で支払う(もしアメリカの銀行口座をお持ちの方であれば、小切手を郵送していただくことも可能です。)
Zelleで支払う(もしアメリカ国内に在住でZelleのアカウントをお持ちの方は、Zelleでもお支払い可能です。)
Venmoで支払う(もしアメリカ国内に在住でVenmoのアカウントをお持ちの方は、Venmoでもお支払い可能です。)
お申し込みの際、ご希望のお支払い方法をお選びいただけます。
参加された家族のご意見
キャンプ終了後(帰国後)、お子さんにどのような変化を感じましたか。
- 英語に興味を持ち始めました。
- 地球儀をみるようになり、「マウイはどこ?アメリカは?日本は?」と視野が広くなりました。
- 時々 「アイムハッピー、チン(顎)、ハロー」などなど 聞いたことのある単語を話しています。英語と外国人に慣れました。
- 英単語をよく言うようになりました。
- 英語を話す国の人々との距離が近くなったように思いますし、英語を学ぶことへの抵抗が減ったように見えます。
参加前と比べて、どのように自分が変わったと感じましたか。
- 英語を話したいという気持ちが強くなりました。
- さらに具体的に英語学習に力が入ります。
- あかりさんの人柄、またあかりさんの周りにいるみなさんの人柄に惹かれました。参加後ものの見方や子どもへの接し方が変わったような気がします。
キャンプで一番印象に残っていることは、何ですか。
- たくさんの方々と出会えたこと。
- 子どもたちの笑顔。
- 人との関わり、交流が一番印象的でした。
- 自然の恵みの中で、うちの娘がマウイの子やホストファミリーの子たちとコミュニケーションできていたこと。
個人レッスンについて
アカリ・トランズレーションズでは、年中個人レッスンを受けて頂くことも可能です。マウイに旅行に来ている間、1,2回レッスンを受けてみたい。または日本からZoomなどを使ってレッスンを受けられたい方への対応もしております。詳しくは弊社のサイトをご覧くださいませ。
https://akaritranslations.com/services-jp/language-lessons-tutoring-jp/
翻訳・通訳について
また、弊社は元々は翻訳・通訳の会社でございます。翻訳・通訳のサービスが必要なな方はご連絡ください。例えば、ハワイでは日本の運転免許証でレンタカーをかりることが可能ですが、何かあったときのために日本の免許証が翻訳されていると便利です。
https://akaritranslations.com