ハワイ島北部、ハヴィの町からポロル渓谷展望台への途中にあるにある小さな町、カパアウにあるカメハメハ大王像。カメハメハ大王像が建てられている場所はハワイ州内に3ヵ所、アメリカ本土に1ヵ所あり、1番有名なのはオアフ島イオラニ宮殿向かいに建っている像です。1番新しいカメハメハ大王像はハワイ島の東側、ヒロのワイロア州立公園に建てられています。
ここ、カパアウにある大王像は最初に作られた大王像ですが、実はこんな逸話があります。
1880年にイタリアのフィレンツェで建造した大王像を ホノルルまで運ぶ船がフォークランド諸島沖で沈没。 代わりの大王像がホノルル・ダウンタウンに建てられました。 ところが、海に沈んだ最初の大王像が1912年に発見され回収されたのです。 修復された大王像は、カメハメハ生誕地近くのこの場所に設置されました。