メイン・ロードのアリイ・ドライブには、ショップやレストランだけでなく、フリヘエ宮殿、モクアイカウア教会、アフエナ・ヘイアウなどのハワイ島の重要な史跡も、歩いて回れる範囲に集まっています。
現在のキング・カメハメハズ・コナ・ビーチ・ホテル周辺は、カメハメハ大王が1819年に亡くなるまで晩年を過ごしたことでも知られており、ホテル敷地内にあるアフエナ・ヘイアウ(カメハメハ大王が再建を命じた神殿)は、国定歴史建造物に指定されています。
南に行くと、キャプテン・クックが1778年に初めて上陸し後に命を落とした場所、ケアラケクア湾があります。古代ハワイで、お年寄りや子供・女性など戦時中の非戦闘員や敗残兵、カプ(タブー。罪や社会の規律のこと)を犯した罪人達が、安全を求めて駆け込んでいた当時の避難所で、現在も多くの史跡が残っていることから国立歴史公園に指定されているプウホヌア・オ・ホナウナウ国立歴史公園もすぐ近く。カイルア・コナの北にあるカロコ・ホノコハウ国立歴史公園では、5㎢の園内に古代のヘイアウ(神殿)、養魚池、ペトログリフを保存しています。
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Spot自然・名所 | ビューポイント ハワイ島 / カイルア・コナ&コナ・コースト
ケアラケクア湾州立歴史公園 Kealakekua Bay State Historical Park
キャプテン・クックが西洋人として初めて島に上陸した歴史ある場所
ケアラケクア湾は、カイルア・コナから約19 ㎞南にある海洋保護区域に指定されている湾です。シュノーケリング、スキューバダイビング、カヤックに最高のスポットです。湾の光り輝く水の中は、多くのサンゴや熱帯魚が群れをなし、ハシナガイルカが見られることもあります。ビーチに隣接したピクニック・エリアでのんびり過ごすのもお勧めです。キャプテン・クックが西洋人として初めてハワイ島に上陸した歴史ある場所でもあります。イギリス人探検家、クックは1778年にカウアイ島に上陸しましたが、わずか1年後にハワイ先住民とのトラブルの末、ここケアラケクア湾で命を落としました。ケアラケクア湾州立公園の海岸にはクックを追悼した白い記念碑が建っています。湾の東側には、ハワイの神ロノを祭ったヒキアウ・ヘイアウ(神殿)があります。
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プウホヌア・オ・ホナウナウ国立歴史公園 Pu`uhonua O Hōnaunau National Historical Park
王家の土地で「逃れの地」だった国立公園
コナ南部のホナウナウ湾にあるプウホヌア・オ・ホナウナウ国立公園は、ハワイで最も神聖な史跡であり、ハワイの文化を深く感じられる場所です。この約73万㎡の国立歴史公園は、かつては王家の土地で、カプ(タブー)を破った人が逃げてくる「逃れの地」でもありました。公園で地図を見ながら散策して、高さ3m、幅5mのグレート・ウォールなどや、フィアース・キイ(木製神像)が23人のアリイ(酋長)の遺骨を納めた神殿ハレ・オ・ケアヴェ・ヘイアウを見学できます。
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カロコ・ホノコハウ国立歴史公園 Kaloko Honokohau National Historical Park
昔ハワイへやって来た移住者の生活を垣間見ることができる歴史公園
カロコ・ホノコハウ国立歴史公園は、コナ国際空港(KOA)のすぐ南の海岸沿いです。昔、ハワイへやってきた移住者が、岩だらけのコナの海岸でどうやって生活していたか垣間見ることができます。 この公園では、4つのアフプアア(海から山までの伝統的な土地区画)、ヘイアウ(神殿)、キイ・ポハク(ペトログリフ)をハイキングで巡ることができます。2つの養魚池はハワイ先住民の優れた技術を証明しています。また、公園から見るホノコハウ・ビーチの白い砂と黒い溶岩の海岸線とのコントラストは、目を見張る美しさ。ホヌ(ハワイアオウミガメ)やここにしか生息していない鳥など、島の野生生物に出会えることもあります。絶滅危惧種のハワイアン・モンクシールが海岸で日光浴しているかもしれません。特別プログラムやガイドツアーについて、詳しくはビジターセンターにお問い合わせください。
コナ南部の海は穏やかでシュノーケリングやスキューバダイビングには絶好のスポットです。運が良いとイルカやホヌ(ハワイアオウミガメ)を見られるかもしれません。涼しい内陸部の山の中腹ホルアロアでは、100%コナ・コーヒーの独特な味わいを楽しめます。
アイアンマンワールドチャンピオンシップのスタートとゴール地点にもなっているカイルア桟橋からは、美しく雄大なサンセットを見ることができます。静かなカイルア湾で夕陽を見ながら聴くライブ・ミュージックは最高ですよ。