今年もハワイ島のクリスマスはホワイト・クリスマスでした。マウナ・ロアとマウナ・ケア両方の山頂に雪が積もりました。
マウナ・ケアはハワイ語で「白い山」という意味です。マウナは、「山」、ケアは、「白い」です。マウナ・ケアは富士山より標高が高く4,205メートル有ります。昔からマウナ・ケアはハワイアンにとって雪と氷の女神ポリアフが住む神聖な山として崇められています。
今ではもう、2019年に行われていた巨大な天文台TMTの建設工事反対運動をするプロテストの人達の借りの住まいは殆ど見られなくなりました。当時はサドルロードからマウナ・ケアに向かう道の両端は何キロにも渡ってプロテスターが泊まり込んで活動を続けていたテントが散在していました。
マウナ・ロアはハワイ語で「長い山」という意味です。マウナは、「山」。ロアは「長い」です。標高4,169メートルあり、マウナ・ケアの隣に有ります。ハワイ島の面積の半分を占める広大なマウナロアは、地球上で一番長い山、と言われています。
昔から「午前はスキー、午後はサーフィンが出来るのはハワイだけ」と良く言われます。ハワイで雪が降るのはお隣のマウイ島の山、ハレ・アカラ（3,055メートル）とマウナ・ケア、マウナ・ロアだけなのでスキーとサーフィンが一日で出来るのはマウイ島とハワイ島という事になります。
今年のクリスマス、ハワイ島コナの街は昼30度を超え、コナのサーフスポット、パイン・ツリーにも程良い波が有りました。ですので朝一番にマウナ・ケアでスキーをし、午後にはパイン・ツリーでサーフィンを楽しむ事は本当に可能ですね！
来年は日本の皆様もぜひスキーとサーフィンを一日で体験されにハワイ島にぜひお越し下さい。
