アロハ〜、スタッフのゆいです。
時代が進むにつれて、どんどんインスタントになる今日この頃ですが、その代償として、ゴミ問題という大きな問題が止まらなくなってきました。
お買い物のプラスチックバック、そして、ペットボトルは、すでに皆さんの意識の中に入ってきていることと思います。ハワイでも、ほとんどのお店で、プラスチックバックが禁止され、その代わりに何度でも使えるバックを配布したりしていますが、これは、まだあまり成功しているとは思えません。何度でも使えるバックは、結局プラスチック製だったり、紙袋だったりするからです。やっぱり、マイエコバックを持って行くべきだと思います。
ペッドボトルにおいては、世界中で1分間に100万本のペットボトルが消費されているそうです。10年前までは、年間で約3000億本でしたが、2016年には、過去最高の4800億本に増えたそうです。今でもリサイクルされずに無駄になるペットボトルがたくさんあると言われていますが、このまま増え続けると一体どうなってしまうんでしょう。
そして、最近注目されてきたのが、ストローです。使い捨てのストローは、特にビーチで最も見られるゴミの一つです。ワシントンポスト紙によると、アメリカでは、毎日約5億本ものプラスチックストローを使っているそうです。この数は、地球を2周半もできるような長さになります。ペットボトルのリサクルはありますが、ストローは、その細い形状や小ささのためにリサイクルされずに、ただ捨てられることになります。
現在は、スターバックスやマクドナルドでもプラスチック製のストローを廃止する計画を立てているそうです。またすでに紙製のストローを起用しているカフェなどがありますが、紙なので、よれよれになってしまったり、口の中で紙の味がしたりとまだまだ改良が必要なようです。しかもコストが高いそうです。個人的には、そもそもストローなんか使わなければいいのにと思ってしまいますが。
ハワイでは、ビーチ沿いのゴミのほぼ半分がプラスチックだということです。このプラスチックのゴミは、ハワイ島内だけではなく、遠くから流れ着いたものもあります。ハワイ諸島周辺は、海流の関係からゴミが流れ着く場所でもあるんです。特にアジア地域からゴミが多く流れ着いています。そうなると、日本や中国、韓国のみなさんの協力が大きなものになってきます。
海に漂うプラスチックごみは、年間1000万トンと言われています。そして、それらが海洋生物たちの生態系を壊していると問題になっています。ドルフィン&ユーも、ハワイ州のエコツーリズム協会から、エコフレンドリーツアーに認定されていることもあり、ハワイの自然や海洋生物を守るべく取り組んでいます。イルカと泳ぐツアー中の間にもゴミを見つけたら拾いながらツアーをしています。下のビデオは、ある日のゴミ回収の映像です。楽園ハワイもよく見るとゴミがこんなに漂っています。