メネフネ伝説が広く今に伝わる人工の池
約1,000年前に作られたもので1973年に国家歴史登録財に認定されました。魚を取るために緻密に計算された設計で、古代ハワイの水産技術をよく表しています。ハワイのいたずら好きの妖精、メネフネの伝説が今に伝わっています。メネフネは、人から隠れて森の中に住んでいました。メネフネは高度な技術を持っていて、たった一晩でこの養魚池を作ったと言われています。マカウェリの村から40 kmにも渡って列を作り、材料の石を手渡しで運んだというのです。「メネフネ」という言葉はタヒチ語で庶民、社会的地位の低さを指す「マナフン」という言葉から由来したという見解もあります。池をフレイア川と隔ている壁は溶岩石が精密に組み立てられたもので、長さ274m、高さ1.5mもあります。これもメネフネの魔法かもしれません。