皆様お馴染み、ラ・トゥール・カフェの美味しいパンやマカロンなどのペストリーを作っているラ・トゥールベイクハウス。なんと、先月７月に４０周年を迎えたそう！
40年前、当時はBa-Leという名前でチャイナタウンの小さなサンドイッチショップとして産声をあげたLa Tour Bakehouse (ラ・トゥールベイクハウス)。そこで、創立者のLamさんは自ら作ったフランスパン、カントリースタイルのパテ、ひき肉ソーセージを使ったバインミーを謙虚に販売していたそう。今日のようにラ・トゥールをハワイで知られる大きなベーカリーに育て上げるにはとてつもない努力が必要だったに違いないが、Lamさんは成功の理由を彼のパンを愛してくれた人々にあると言って、「私たちを成長させてくれたハワイ」への恩返しをするべく、とびきりのイベントを用意してくれていた。
現在は数多くのパンやペストリー類をコストコやサムズクラブ、ファーマーズマーケットなどで販売しているラ・トゥールベイクハウスは８月１日に初の小売店をオープンさせた。こちらの小売店では、ラ・トゥールベイクハウスお馴染みの商品のほとんどが購入可能だ。そして、驚きのニュースが！40周年の記念として、ハワイへの感謝の気持ちを伝えたい、とLamさんはこちらの小売店でのオープンから11月までの売上の100%を慈善団体に寄付するという。寄付金はハワイコミュニティ財団に送り、その後、地元の非営利団体に配分される予定だそう。あまりよく知られていないが、ラ・トゥールベイクハウスは毎年数多くの寄付や慈善事業に関わってきている。その中でも今回の慈善プロモーションは特に規模が大きく、ハワイのメディアにも多く取り上げられている。
しかも、Lamさんからのサプライズは慈善プロモーションだけに留まらず、ラ・トゥールを愛してくれている人に喜んでもらいたいと、特別な40周年記念トートバッグのプレゼントまで用意してくれていた。40ドル以上の購入ごとにプレゼントされるこのトートは、ハワイのアーティスト、Kelsie Daynaによってデザインされており、可愛い！！と現地の人たちにも大好評。サイズも大きく、ラ・トゥールの有名なバゲットやパンを潰すことなく収めることができ、使い勝手も最高だ。
また、今回Ba-Leの時代に販売していたコンフォートフードの一つであるベトナム風マナプアのトリオも店舗デビューをしている。当時の味を知っている人には堪らないノスタルジックな品の復刻。現在は、紫芋、ベジタリアン、お肉、の３種が販売されている。最も人気なお肉のマナプアには、ひき肉、ルプ・チェン、そしてゆでウズラの卵が入っており、日本の肉まんとはまた一味違う、こちらのお店ならではのお味となっているのでぜひ試して欲しい。
店舗はNimitz Highwayのラ・トゥール・カフェから数軒先、Sherwin-Williams とセブンイレブンの間にある。日持ちするクッキーなどのペストリーも販売しているので、ハワイ通の方はお土産探しなどに利用するのもおすすめだ。
