飲酒・喫煙
ハワイでは飲酒は21歳以上から可能です。街中やビーチ、公共交通機関での飲酒は禁じられています。酒類を購入する場合は、パスポートの提示が必要なことを忘れないようにしましょう。また、レストランやバー、空港、公園、映画館など公共の場はすべて禁煙です。定められた喫煙場所を利用しましょう。
ジェイウォーク(J Walk)
横断歩道以外の場所で横断することをジェイウォークと呼びます。130ドルから180ドルの罰金が科せられますのでご注意ください。
歩きながらの電子機器の使用禁止
オアフ島では、道路横断中にスマートフォンなどの電子機器を使用することを禁止した条例があります。歩行者が道路を横断中に電子機器類(携帯電話、スマートフォン、ノートパソコン、タブレット端末、携帯電子ゲーム機、ポケットベル類、デジタルカメラほか)の画面を見る行為を規制するもので、道路横断中のみが対象となります。歩道の通行中や道路横断中であっても、単に音声通話をしているだけであれば規制対象外となります。罰金額は初回違反が15~35ドル、1年以内に2回目の違反を犯した場合は35~75ドル、初回から1年以内にさらに3回目の違反を犯した場合は75ドル~99ドルとなります。オアフ島へ渡航される際はこの条例に留意し、違反しないようにしましょう。
信号機の点滅時は横断禁止
ハワイ州では2019年7月1日より、歩行者用信号が点滅(カウントダウンタイマー)を開始した後に横断歩道を渡り始めることが禁止となりました。130ドルの罰金が科せられますので注意が必要です。
午後10時以降の公園のアクセス
ハワイの多くの公園は、午後10時以降のアクセスが制限されています。多くの公園は夜間に閉園し、施設や周囲の安全のためにアクセスが制限されることがあります。また、夜間に公園を訪れることが禁止されている場所もあります。 以下の点を参考にすると良いでしょう:
オアフ島の公園
ハワイ州の公園施設(例えばダウンタウンや近郊の地域の公園)は、通常午後10時以降は閉園します。一部の公園やビーチ(例えばワイキキビーチ周辺)は夜間も開放されていることがありますが、夜間は警備員が巡回しないことが多いため、夜遅くに訪れる際は注意が必要です。
夜間の閉鎖は一般的には午前5時までですが、公園により時間は異なります。時間は公式サイトで確認できます。
ビーチや自然エリア
公園の中でもビーチや自然歩道などの多くは、閉園時間が明記されています。閉園後に公園内を歩くことは、時には違法になることもありますので、事前にチェックすることをおすすめします。
特定の公園やエリアの例
カピオラニ公園, アラモアナビーチパーク(オアフ島):閉園時間が設定されており、特別な許可がない限り、午後10時以降の立ち入りは禁止されています。
喫煙法
ハワイでは喫煙は21歳以上から可能です。21歳未満は、タバコの購入・所持・販売も禁止されています。
レストランやバー、空港、公園、映画館など、屋内と公共の場はすべて禁煙です(電子タバコを含む)。定められた喫煙場所で吸うようにしましょう。
海洋動物との距離
ハワイではウミガメやハワイアン・モンクシール、イルカなどの海洋生物は州法と連邦法のもとで保護されております。
触ったり餌付けすることも厳禁されているので、ある程度距離を保って見守りましょう。違反した場合は罰金が科せられます。
ウミガメ
海中でも陸でも最低3メートル以上の距離をあけましょう。

イルカとクジラ
最低45メートル以上の距離をあけましょう。
ザトウクジラは、連邦法の規定により最低90メートル以上の距離をあけましょう。
ハワイアンモンクシール
標識やバリアの中にはいらないようにし、最低15メートル以上の距離をあけましょう。
レイをもらったら
レイは贈り手からの感謝やお祝いなどの気持ちを表すものです。いただいたレイはその場を離れるまで外さないことが礼儀とされています。また、生花のレイはごみとして捨ててしまわずに、糸など人工的なものを取り除き、花材は自然に還すようにしましょう。
ショップ&レストランでのマナー
入店時や退店時の店員さんへの挨拶を心がけましょう。アメリカ(ハワイ)のレストランでは、各テーブルに担当のサーバーがつくことが多く、チップもその方のサービスに応じて支払います。
注文時には大きな声で店員さんを呼ぶのではなく、メニューを閉じ、担当の店員さんと目を合わせるのがマナーです。レストランでは代金の15~20%を目安としてチップを加算します。サービスを気に入らなかった場合でも少なくとも15%は支払うのが礼儀とされています。
ハワイでは「アロハシャツ」も正装の一つとされ、ビジネスマンから結婚式のゲストまで様々なシーンで着用されています。「アロハシャツ」に合わせる正装として女性は「ムームー」を着用します。最も格式が高いレストランのことを「ファインダイニング」といいますが、こうした店に入店する際もアロハシャツやムームーはOKです。
ただし、アロハシャツでもきちんと見えるものを選び、合わせるボトムスや靴にも注意が必要です。Tシャツやかかとのないサンダル、短パンやミニスカートは避けるとよいでしょう。